英語耳の養成


  音はみな周波数というものを持っています。言語にももちろんあります!ところが、言語によってその周波数というのは違います。

♪周波数・・・空気中を音が伝わる時の1秒間に振動する回数のこと。振動数が多いほど音は高い。♪

言語 パスバンド(Hz)
日本語 125-1500
英語 2000-12000
フランス語 125-300/1000-2000
ロシア語 125-8000

  パスバンドは10歳くらいまでに聴覚として完成します。幼児のうちに作られたパスバンドは消えずに残ります。大人になってからでもある程度は鍛えられますが、容易ではありません。
  音楽でいう『絶対音感』と同じですね!絶対音感を身につけるためには、幼いうちのほうが有効とされています。

  上の表を見て分かるように日本語と英語のパスバンドは交じるところがありません。そのため日本語で聴覚が完成した耳は英語を聴き取ることが困難なのです。

  余談ですが、私は大学で第二外国語としてロシア語を選択しました。そのときに先生から『ロシア語は言語の中で最も周波数の範囲が広く、大体どの言語をカバーできる。』 という話を聞き、ロシア語が聞き取れるようになれば、どこの国の言語も聴くことのできる聴覚のベースができるんだろうな、と思い学びました。(今は疎かになってますが・・・)

  フランス語と英語を比べてもわかるように、全く周波数がかぶっていません。なのでフランス人があまり英語を話したがらないというのは、聴覚のベースが違うので、日本人が英語を話せないのと一緒なのです。

  プロフィールにも書いたのですが、楽器の音は音域によって20-10000Hzの周波数をもっています。ちなみにピアノは27.5-3500Hzです。
  管楽器は息を使って音を出すので英語の子音に、弦楽器はその振動が英語の母音に似た周波数をもっているようです。そのため、クラシック音楽は英語耳を養成できると言われています。




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